フランケン生食のデメリット

猫のフランケン生食のデメリットについて解説しています。

フランケン生食だけのデメリット

フランケン生食だけのデメリット

冷凍庫が狭くなる

  • フランケン生食ではネコにバランス良く色々なお肉をあげていきます。お肉・骨入り肉・内臓を色々と買い揃えてしまうと、冷蔵庫についている冷凍庫では狭くなってしまうことがあります。冷凍庫がお肉でいっぱいになると他の冷凍食品が入らないほか、容量ギリギリまで詰め込みすぎると食材が冷えにくくなり良くありません。
  • フランケン生食をネコにあげている場合、専用冷凍庫を購入してしまった人もわりといるようです。専用冷凍庫があれば、色々なお肉を保管できるほか、まとめ買いで安く購入できることもあります。

肉の冷凍が大変

  • お肉をまとめ買いしたとき、ネコさんが1日に食べる分ずつに小分けして冷凍保存すると便利です。しかしお肉が大量だと、冷凍の作業に時間がかかってしまうことがあります。
  • うちでは食材を1日分ずつに小分けして真空パックしています。1kgのお肉や内臓を切り分けて真空パックし、冷凍庫に納めるまでに平均1時間かかります。(私がのろまなだけかもしれません・・。)内臓は1日に食べる量が少ないため、真空パックする回数が多く、お肉よりもずっと時間がかかります。
  • お肉をあまり大量にまとめ買いしてしまうと、小分け冷凍に半日近くかかってしまうことになります。いつまでも減らないお肉の山を処理し続けるのは中々大変です。うちのネコさんも初めは興味津々で見ていてくれますが、終わるころになると待ちくたびれて寝ています(汗)

ホール生食とも共通したデメリット

ホール生食とも共通したデメリット

生骨・生肉の塊の危険

  • フランケン生食ではネコさんに生骨の食べ方を学習してもらうことが必要で、段階的な練習をします。ですが生骨の食べ方を学習しないor学習するのがとても遅いネコさんもいるようです。
  • 骨入り肉を噛みちぎって食べることを覚えず、いつまでたっても丸飲みしようとしてしまうネコさんに骨入り肉の塊を与えるのはとても危険です。一番危険なのが、ギリギリ噛まずに飲み込めてしまう大きさの骨入り肉です。ネコさんが無理に飲み込んでしまうと、肉塊や骨が喉に詰まったり、大きな骨の塊が未消化で残れば腸に詰まる危険があります。(詳しくは骨の危険に掲載しています。)
  • ネコさんに初めて生食をあげたとき、「待ってました!」とがっつくネコさん、ボソボソと仕方なく食べるネコさん、そもそも食べ物だと分からないネコさんと色々いるみたいです。初めから生肉が大好きなネコさんは生食への移行が簡単でよいのですが、嬉しさのあまり(?)慣れていない大きな塊を慌てて食べ、噛まずに丸飲みしてしまうことがあります。ネコさんが生肉をあげる度に丸飲みしようとする場合、初めはミンチ状態のお肉から生肉の味に慣らしていき、落ち着いて食べるようになったら噛まないと絶対に飲めない大きさの塊をあげると比較的安全です。

内臓を食べない

  • 肝臓(レバー)や腎臓(鶏の背肝、牛のマメなど)といった内臓は個性的な食感と匂いを持ちます。内臓の食感、匂い、味が大好きというネコさんもいるようですが、苦手なネコさんもたくさんいるみたいです。
  • ネコさんに内臓を食べてもらう方法は色々ありますが、どうしても内臓を食べないネコさんの場合、食べられるようになるまではフランケンを主食にはできません。
  • 野生のネコは獲物の胃腸やシッポ以外は丸ごと食べてしまいます。しかし「内臓」という生き物はいないので、内蔵の塊を単体で食べることは野生ではほぼ有り得ません。そのため内臓を単体で食べるのが苦手なネコさんが多いのかも?しれません。逆にフランケン生食の内臓が得意なネコさんでも、ホール生食ではネズミの頭しか食べなかったりすることもあるそうです。ネコの好みは謎が多いです。

部屋の衛生問題

  • 大きなお肉の塊をネコさんにあげると、くわえたまま華麗に走り去り、隠れてしまうことがあります。ネコは野生ではとった獲物をくわえて移動し、安全な場所で食べることもありました。この行動はその名残と言われています。
  • ネコさんにあげた肉が大きくて獲物っぽい形(?)であるほど、ネコさんがくわえて走り去る確率は上がるようです。ネコが掃除のしにくい場所に隠れて生肉を食べてしまうと、床や家具を汚染する危険があります。
  • 中には食べ切れなかった骨付き肉などを、ソファの下や戸棚の後ろなどに保管しておくネコさんもいるようです。そしてネコさん自身も隠したことを忘れてしまい、後にミイラ化して発見されたこともあるそうです。
  • うちのネコさんも、お肉の塊をくわえて軽快に走り去ることがあります。なぜか得意気です。お肉と共に消える傾向のあるネコさんは、ケージや掃除のしやすい部屋に閉じ込めて食事してもらった方が部屋の清潔を保てます。またフランケンでなくミンチ生食にすれば、生肉をネコさんが持ち去ってしまう心配はほとんどなく、お皿で食べてくれます。

別な食材を混ぜられない

  • フランケン生食ではお肉を塊で食べるため、ミンチ生食と比べてネコさんが苦手な食材を混ぜ込みにくいです。ネコさんが新しい種類のお肉や内臓を食べない場合、ミンチ生食なら食べない食材も一緒にミンチにしてしまい、徐々に割合を増やして慣らすことができます。
  • フランケン生食では食べない食材を混ぜてごまかすことはできないので、何らかの工夫が必要です。うちではフリーズドライ鶏肉などのふりかけを使うか、ささみなどの塊にキッチンバサミで穴をあけて埋め込んでみるなどしています。(そのときフランケンささみが誕生した・・!)それでも食べない場合、ネコさんが好きな、匂いの強い缶詰に混ぜ込むなどさらなる対策が必要で、ミンチ生食と比べると面倒です。

ミンチを食べなくなる

  • 食べ物の味よりも食感にこだわるネコさんもいます。その場合フランケン生食でお肉の塊に慣れてしまうと、ミンチ生食や市販のウェットフードを食べなくなることがあります。人間でもドロドロのおかゆより、形のある物が食べたいという人が多いですよね。
  • ミンチやウェットフードとフランケンを併用する場合は要注意です。うちのネコさんはウェットフードは味が好みならよく食べるのですが、お肉の塊を覚えてからミンチは仕方なさそうに食べています・・・。

ネコが食べる食材が少ない

  • フランケン生食では、色々な動物のお肉・骨・内臓を偏り無く食べることで栄養バランスをとります。なのでネコさんの好き嫌いが激しく決まった食材しか食べない場合、ちょっと大変です。
  • 好き嫌いの激しいネコさんにフランケン生食をしてもらう場合、食べない食材を食べる食事に埋め込むなどし、食べられる食材を地道に増やす必要があります。例えばささみしか食べないネコさんの場合、ささみにキッチンバサミで小さな穴をあけ、牛肉やレバーなど他の食べない食材をほんの少し埋め込んでフランケンささみにします。徐々に埋め込む個数や量を増やすことで地道に新しい味に慣れてもらいます。
  • ネコさんが食べてくれる食材が少ない期間はフランケン生食に完全移行はできず、バランスの取れたミンチ生食や総合栄養食のウェットフードなどと併用します。食事の多様化ということで、ずっと併用を続けてもいいと思います。
  • 好き嫌いのとても激しいネコさんに色々なものを食べてもらうのは大変です。無理に慣らそうとするとネコさんも疲れてしまったり、食事を拒否してしまい危険です。フランケンではなくミンチ生食にすれば、慣れてもらうミンチの種類が少ないためラクだと思います。またミンチの材料を変えるときでも、今までのミンチに新しいミンチを少しずつ足し、徐々に割合を増やして慣らすことができます。

多頭飼いの管理が大変

  • フランケン生食では、食事内容が大まかに肉80%、骨10%、レバー5%、その他内臓5%となるように管理していきます。ネコを1匹で飼っている場合、ある食材を残してしまっても、残した量を測って次の食事を多めにするなど細かな管理ができます。多頭飼いの場合、このような管理を個別にするのはとても大変です。
  • 多頭飼いで好き嫌いが多いネコさんがいる場合、そのネコさんが骨や内臓をきちんと食べているか見張っておかないと危険です。ネコは骨や内臓からの栄養も必要としているため、お肉だけでは生きていけません。
  • ネコさんが残した内臓を別なネコさんが食べてしまうのも問題です。フランケン生食で必要となる内臓の量はレバー5%・その他内臓5%なので、1日あたりの必要量はあまり多くありません。少しくらいなら多めに食べてしまっても大丈夫ですが、多量の内臓を習慣的に食べていると栄養過多となり危険です。
  • 多頭飼いの管理の大変さは、ホール生食とも共通しています。ホール生食では特定のネコさんがネズミを食べなかったり、頭だけ食べて残りは食べないなどの問題が発生します。
  • 多頭飼いで好き嫌いが激しいネコさんが多い場合、ミンチ生食にすればみんなで毎日同じ食事を食べるため、管理が楽になります。

ミンチ生食とも共通したデメリット

ミンチ生食とも共通したデメリット

便秘の危険

  • 生食はとても消化が良いので、消化されずに糞として出る割合が少ないです。生食を食べているネコさんは、糞の量や匂いが少ないことが多いです。
  • 糞が少なくなるのは消化の負担を減らすということで、本来良いことなのですが、元から便秘傾向にあるネコさんに生食だけをあげると便秘が酷くなってしまう恐れがあります。
  • ホール生食と異なり、フランケンやミンチでは獲物の毛皮など消化しにくい部分を基本的に食べません。そのため小動物などをとって食べているネコよりも、さらに糞の量が減ってしまうことがあります。
  • 便秘傾向にあるネコさんには、生食に水溶性の食物繊維を少しだけ加えてあげるのが効果的です。水溶性の食物繊維はグアーガムなどのサプリで摂取できます。そのほか、ネコの糞の体積を増やすため、ゆでたカボチャを少しだけあげたり、レタスなどネコには消化できない葉野菜をあげる人もいるみたいです。

生食共通のデメリット

生食共通のデメリット

食中毒の危険

  • ネコは人間と比べて、生肉につく雑菌や寄生虫に強いです。しかしネコであってもサルモネラ症など、生肉由来の食中毒を起こすことがあります。生肉の保存状態が悪かったり、食事の環境が清潔でないと危険が大きく高まってしまいます。
  • 生肉由来の食中毒をできるだけ避けるためには、新鮮なお肉の販売店を見つけることも必要です。スーパーでパック詰めされたお肉は、流通の関係でと殺後から時間が経過していることがあります。加熱して食べるには問題ありませんが、生食は危険です。
  • スーパーなどの食料品店で買った生肉をネコにあげている人はそこそこいるみたいです。何事もない例も結構あるみたいですが、そのネコさんが鉄の胃袋を持っている可能性も。またスーパーの店舗や仕入れ先などによってお肉の鮮度は違ってくるので、鮮度が良くない場合危険です。ネコの健康のために生食を始めたのに、食中毒にかかってしまったら元も子もないですよね。
  • うちでは予防原則的な考えで、スーパーの生肉をネコにあげたことはありません。ネコにあげるお肉は、主にインターネット通販で、鮮度などにこだわったお店から買っています。信頼できる精肉店が近所にある方は、お肉屋さんを利用するのもアリだと思います。ペット用ミンチの販売もしている「とり農園」さんのお肉は新鮮で便利なのでよく使います。もちろんお肉は人間用なので、人間も調理して一緒に食べています。

与えすぎて太る危険

  • 生食でも加熱食でも、ネコさんが食べ過ぎると太ってしまいます。特に生食は消化に良いため、加熱食では太らないネコさんでも太ってしまうことがあります。
  • 加熱食を食べ過ぎたとき、下痢をしたり、ウンチが柔らかくなるネコさんは多いです。これは食べたものが消化しきれず、未消化のまま排泄されてしまうためです。生食を食べ過ぎてもウンチが柔らかくなるネコさんは多いのですが、生食は消化に良いため、食べ過ぎたとき体の栄養となってしまう量が加熱食よりも多いみたいです。
  • 生食は、お腹が弱くて痩せているネコさんを標準体型にするのにとても効果的です。しかしネコさんが太らないように、食事前に重量を測ったり、食べた量を記録しておいた方が安心です。ネコさんが1日に必要な生食は体重の2~3%くらいで、加熱食よりもかなり少ないので注意です。
  • うちのネコさんは以前に市販のウェットフードを好きなだけ食べていたのですが、太ることはありませんでした(寧ろちょっと痩せていました)。なので生食を始めたとき、ウェットフードと同じように食べたいだけあげていました。しばらくしたある日、ネコさんが爆食してしまい、目安量の2倍くらいを食べた日がありました。次の日ネコさんを見ると、最近まで痩せていたはずなのに、微妙に太っていました(汗)多分徐々に太ってきていたのが、前日の爆食のダメ押しで見た目で気づくくらい太ってしまったのだと思います。その後は与える量に気をつけています。

災害時の危険

  • 地震など災害の影響やその他の理由で電気が通らなくなってしまった場合、冷蔵・冷凍状態の生食は腐ってしまいます。家に生食しかないと、想定外の災害のときネコの食料がなくなってしまうかもしれません。
  • 災害に見舞われなくても、もしも冷凍庫の扉を閉め忘れ、長時間開けっ放しにしてしまったら、冷凍されたお肉が食べられなくなってしまいます。私も気をつけようと思います(汗)
  • フランケン生食では、食事を出す前の晩に食材を冷凍庫から出し、一晩かけて冷蔵庫で解凍しておきます。解凍を忘れて寝てしまったら、朝起きたときにネコさんが食べるものがない・・・ということがありえます。
  • いつ起こるか分からない災害や、私のドジっぷりを踏まえ、うちではいつも缶詰のウェットフードを備蓄しています。缶詰のウェットフードなら簡単には腐らず、災害などで水が出なくなっても(ネコは)大丈夫です。

血が苦手

  • 市販のカリカリや缶詰をネコにあげるとき、お皿に生血がつくことはほぼありません。生食にすると、材料によってはお皿に血のような赤い液体がたまることがあります。
  • 市販のお肉は血抜きにより、血液はほぼ全て除去されています。生食をあげたときお肉から出てくる赤い液体は血液ではなく、赤い肉汁です。
  • お肉から出る肉汁が赤いのは、肉汁に含まれるミオグロビンというタンパク質などに由来しています。血液が赤いのは、赤血球中にヘモグロビンを含むためです。ミオグロビンとヘモグロビンは性質が似ているタンパク質です。
  • 赤い肉汁が血液ではないとはいえ、血に見えることに変わりはないため苦手な方もいると思います。牛肉などの赤いお肉の方が、鶏などの白いお肉よりも肉汁が赤く、血に見えやすいです。
  • レバーなどの内臓は、赤いお肉よりも多くの赤い液体が出てきてスプラッターです。新鮮な内臓はまな板で切るときから血のような汁が出てきたり、固まった血がくっついていたりします。そもそも内臓に触れないという方もたくさんいると思います。どうしても内臓が苦手な方は内臓を使わないレシピの日を多くするか、生食はやめておくしかありません。
  • フリーズドライのレバーは匂いもきつくなく、内臓が苦手な方にも扱いやすいかもしれません。生の内臓が苦手なネコさんにも生より食べやすいみたいです。フリーズドライでは大部分の栄養素が保存されますが、ごく少量は減ってしまうそうです。フリーズドライでどのくらいの割合の栄養が破壊されるかは食材や栄養素ごとに異なるので、もしかしたらフリーズドライをあげ続けるのが向いていない食材もあるかもしれません。またフリーズドライは水分が減って軽くなっているため、食べ過ぎ注意です。フリーズドライのレバーなどをネコさんにあげ過ぎると、ビタミンAなどの栄養過多で健康を害するおそれがあります。

手作り食共通のデメリット

手作り食共通のデメリット

栄養バランス

  • 手作り食の食材やレシピは人それぞれです。適当に作ったり、人間基準の栄養バランスで作ったり、人間の残飯を食材にしてしまうと危険です。栄養バランスが激しく崩れてしまいます。
  • 栄養が偏ったり、特定の栄養素が欠乏した食事は長期間与え続けるのに向いていません。数週間程度なら食べ続けても問題ないことが多いそうですが、数ヶ月、数年と偏った食事を食べ続けるとネコさんが健康を害してしまうおそれがあります。
  • 市販の総合栄養食のキャットフードは完璧ではありませんが、最低限の栄養バランスは満たしています。総合栄養食のキャットフードは、それを主食に数年間食べ続けても健康に問題ないとされる商品が多いです。

異変への対応

  • ネコさんの長い一生の間には、飼い主さんの長期外出で知人に世話を頼んだり、ペットホテルに預けざるをえないときがあるかもしれません。またネコさんが病院に入院することも考えられます。このようなとき、市販のキャットフードが食べられないと不便です。
  • あまり考えたくないことですが、まれに飼い主さんが病気や事故でネコより先に亡くなってしまうこともあります。万が一うちのネコより先に死んだらどうしようか、私もたまに心配しています(汗)
  • 元から何でも食べるネコさんなら心配ないと思いますが、とても好き嫌いの激しいネコさんに突然市販のキャットフードをあげても食べないことがあります。ネコが手作り食大好きだと飼い主としては嬉しいのですが、上記のような異変も有りうるため、市販のキャットフードで食べられるものが1つはあると緊急事態に強いです。

獣医師の理解が得られない

  • 手作り食に反対し、市販のキャットフードを勧める動物病院は多いです。生食が日本よりも広まっている国(アメリカなど)でも手作り食反対の獣医師は多いです。生食が広まっていない日本では、獣医師の理解はさらに得にくいと思います。
  • 獣医師が手作り食に反対する理由としては、栄養バランスが大きく崩れた手作りレシピが多いこと、ペットフード会社が獣医学部の一部講義を後援していること、動物病院でペットフードを販売していることなどが挙げられています。
  • ネコの栄養学や生食に理解がある動物病院に通える飼い主さんは、とてもラッキーだと思います。また使っているレシピの栄養バランスが良いことを説明すれば、理解してくれるor少なくとも反対はしない先生も多いと思います。
  • 一方手作り食というだけで、栄養バランスを説明しても聞いてくれない先生や、動物病院で販売しているキャットフード以外は受け入れない先生も中にはいるそうです。うちではそのような先生に当たったことがないのですが、もし今後出会ってしまった場合は他の病院を探すと思います。食事のことに限らず、最低限の話し合いができる先生でないと、ネコがもし病気にかかったときなどに治療方針の相談もできず、信頼できません・・・。

自己責任

  • 手作り食にすると、食事が原因でネコさんが病気になった場合に自己責任となります。市販のキャットフードを与える場合と異なり、食事の栄養バランスは100%飼い主さんにゆだねられます。
  • 市販のキャットフードを食べてネコさんが病気になった場合、証拠を揃えて裁判で勝たない限り、基本的にペットフード会社は責任を取ってくれません。そのペットフードを信頼した飼い主さんにも責任がないとは言い切れませんが、この場合に一番悪いのはペットフード会社や製造業者となります。
  • 対して手作り食の場合、それが原因でネコさんが病気になったときに責められる相手が自分自身しかいません。もしもうちのネコさんが病気になってしまったら罪悪感に耐えられないですし、ネコさんに申し訳なさすぎるため絶対病気にするわけにはいきません!
  • そのため、うちではフランケン生食を始める前に、栄養バランスや食材の危険を含めた生食の情報を調べまくりました。栄養バランスの悪い食事を与えていても運良く病気にならない場合もありそうですが、運に頼るわけにはいきません。生食に限らず手作り食は毎日ずっと与えるものなので、事前の情報収集なしで始めるのはとても危険だと思います。

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