キャットフードの選び方

キャットフードや手作り食の選び方について。

ネコの食事の選び方

  • キャットフードの種類は大きく分けて4種類あり、ドライフード・ウェットフード・手作り食(加熱)・生食に分けられます。
  • ドライフード(カリカリ)は便利で値段も安いメリットが大きいですが、ネコさんが水分不足を起こしてしまいがちです。また他のフードよりもFLUTD、糖尿病、肥満などの症状が出やすくなる傾向があります。(ドライフードの水分量ドライフードの炭水化物に掲載しています。)
  • ウェットフード(缶詰)はドライフードよりも値段が高いですが、ネコさんが食事と一緒に水分摂取ができるため水分不足を招きにくいです。またドライフードよりもお肉由来のタンパク質割合が高いことが多く、肉食動物のネコにとっては健康的です。
  • 手作り加熱食は、食事に使った材料を全て飼い主さんが把握できることが特徴です。ネコが食べているものと全く同じものを人間が食べても安全なのは手作り加熱食だけです(人間とネコを同じレシピにするという意味ではありません)。
  • 生食はネコの消化に一番良いですが、食中毒や生骨などの危険があります。ネコは人間よりも生肉由来の食中毒に強く、生骨を食べる練習をすることもできますが、それでも生食の事故を100%防止できるわけではありません。
  • キャットフードは、ネコさんの健康、飼い主さんの安心、フードの便利さや値段などを基準に選ぶことが多いと思います。下にフードの選び方の例をのせてみました。

便利さと値段から始める場合

ドライフード(食事の世話が楽、安い)

↓ネコの水分不足が心配 / 太ったので炭水化物を減らしたい・・・

ウェットフード(水分量が高い、炭水化物が低いことが多い)

↓ネコの食事の原材料が心配・・・

手作り加熱食(食事の材料が全て分かる)

↓ネコの消化に良いフードをあげたい・・・

生食(消化が良い)

ネコの自然の食事から始める場合

生食(野生に一番近い食事)

↓食中毒が怖い/生骨をあげるのが心配・・・

手作り加熱食(加熱で殺菌、骨は与えない)

↓ネコの栄養バランスが分からない/料理が面倒・・・

ウェットフード(総合栄養食がある、缶詰を開けるだけ)

↓食事を出しっ放しにしたい/安いフードがいい・・・

ドライフード(1日中出しておける、価格が安い)

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